Googleアドセンスの審査がそこそこ厳しく苦戦したという噂を聞いていたので、当サイトを実験台にGoogleアドセンスに合格するための必要最低限抑えるべきポイントを検証してみました。
Googleアドセンスとは?
自身が運営するWebサイトに「ディスプレイ広告」や「インフィード広告」といった広告を貼り付けることで、その広告をユーザーがクリックした際に報酬を得られるシステムのことです。
広告表示をGoogleアドセンスの管理画面にあるいくつかの手法でWebサイトに貼り付けるだけで、Webサイト閲覧ユーザーに最適な広告を自動で表示してくれます。
Googleアドセンス合格時のサイトの状況
1度審査に落ちた後、2020年10月17日に無事合格通知が届きました。
広告表示を設定して実際に表示されている現時点での最新のトップページスクリーンショットがこちら。
また、Googleアドセンス合格時に存在していた記事などのコンテンツ状況は以下の通り。
項目 | 内容 |
---|---|
記事数 | 5記事 |
記事ボリューム | 平均約2500文字 |
カテゴリ(アーカーイブ)数 | 2 |
固定ページ | お問い合わせ サイトマップ プライバシーポリシー プロフィール サイトマップ |
Googleアドセンスに合格するために必要なポイント
身近にGoogleアドセンスの審査に合格したことのあるブロガーさんがいたので、前もって情報を聞いたところ、以下のポイントを抑えることが必要とのことでした。
- 一定以上のコンテンツ量
- プライバシーポリシーページ
- お問い合わせページ
一定以上のコンテンツ量
一定以上のコンテンツ量として重要になってくるのが、記事数とそれぞれの文字数です。
Googleアドセンスの審査合格基準を検索すると出てくる記事数は大まかに20~40記事、少なくても10記事以上という記事が多いのですが、最低5記事あれば審査に合格すると聞いていたので5記事書き終えた時点で審査申し込みをしました。
記事の文字数に関しては、特に意識せずとも2000文字を超えるほどのボリュームを書いていたので、少なくとも1500~2000文字以上を目指すと良いのではないかという印象です。
プライバシーポリシーページ
最近のWordPressにはデフォルトでプライバシーポリシー用の固定ページが用意されています。
プライバシーポリシーではGoogleアドセンスを利用しているということを明記し、個人情報の取り扱いなどを記述する必要があります。
後述の問い合わせページを設置する必要もあるので、個人情報に関する記述は個人ブログレベルであっても必須なのではないかと思います。
どのような情報を記述する必要があるのかは当サイトの プライバシーポリシー を参考にしてみてください。
お問い合わせページ
有事の際にWebサイト運営者に連絡する手段がないと問題となります。
とはいえ、フォーム構築となると個人情報だったり技術的難易度といった点で躊躇しがちです。
当サイトで用意している お問い合わせ ページは固定ページの中にGoogleフォームを埋め込んでいるだけの簡易的なものになります。
通常のWordPressで構築されているのであれば「Contact Form 7」などのフォームプラグインを利用することで簡単にフォームを設置できると思います。
「価値の低い広告枠 コンテンツが存在しない」とは?
上記のポイントを抑えた上で審査を申し込んだところ、2週間ほどして審査落ちのメールが届きました。
メール内では詳細な理由が書かれていませんが、Googleアドセンスの管理画面にいくと審査に落ちた理由がある程度わかるように記載されています。
実際に理由として書かれていたのが「価値の低い広告枠 コンテンツが存在しない」というものでした。
調べたところ、「オリジナルなコンテンツがない」「そもそもコンテンツ数が少ない」「コンテンツボリュームが足りない」といった内容が書かれている記事が多くありました。
しかし、検索してでてくるGoogleアドセス審査合格基準例にある内容は、Googleアドセンス合格時のサイトの状況にも記載のある通り、記事数以外はクリアしている状況で、記事数も合格したという証言があったため原因不明となっていました。
WordPressの落とし穴「価値の低い広告枠 コンテンツが存在しない」の解消方法
サイトマップ とにらめっこしつつ初回審査時のWebサイトの状況を見ていて気づいたのが、「カテゴリーアーカイブページ」でした。
当時のカテゴリーは合格時と違って3つ存在しており、そのカテゴリーに属する記事が最小で1記事とコンテンツボリュームの薄いページが存在していました。
さらに当サイトではWordPressプラグインの「All in One SEO Pack」を利用しており、設定でカテゴリーアーカイブページにNoindex(検索結果に表示させないようにする機能)がOFFとなっていました。
カテゴリーアーカイブページにGoogleの検索エンジンがクロールしてしまうことが原因と考え、このNoindex機能をONにした上で記事が1つしか付いていないカテゴリーを削除し、再審査を申し込んだところ、申込みから約1週間ほどでGoogleアドセス審査合格の通知がメールで届きました。
まとめ
Googleアドセス審査合格基準の記事が数多く書かれている中でも、
- 最低必要記事数は5記事以上
- 「価値の低い広告枠 コンテンツが存在しない」はアーカイブページを見直す
といった内容を検証込みで書いていたものは少なかったので良い検証になったんじゃないかと思います。
注意
この記事執筆時点でGoogleアドセスの審査を申し込んだのは2020年10月時点の審査基準をもとにしています。
今後のアップデートなどで基準が変動する可能性があるため、予めご了承ください。