ServerlessDays Tokyo 2024 に参加してきた話

2024年9月21日〜22日に開催されたServerlessDays Tokyo 2024 に参加してきました。

昨年開催されたServerlessDays Tokyo 2023にも参加していたのですが、今回はDay2に開催されたハンズオンワークショップにも参加することにしました。

ブログにアウトプットするまでがコミュニティイベントということで、印象に残ったセッションや会場の様子をまとめようと思います。

Day1:テクノロジーカンファレンス

会場となったのはソニーシティ大崎。大崎駅からすぐそばのめちゃめちゃでかい商業ビル群にあるフロアでした。

会場内はとても広く、ロビーにはでかいBRAVIAがあり、ところどころにSONYのロゴがスタイリッシュに掲示されていました。

Day1で参加したセッションについてはZennのスクラップにざっくりまとめています。

https://zenn.dev/pitolick/scraps/6ecdac17074fef

その中でも心に残ったセッションの感想をいくつか書きます。

サーバーレスAPIのパフォーマンステストとアプリの未来

Postmanさんのセッションです。普段、APIに対するリクエストを送るツールとしてPostmanをよく使っているのですが、PostmanでAPIのパフォーマンステストができたり、新しく機能拡張されたPostman Flowsが直感的に分かりやすかったりで驚きの連続でした!

去年のServerlessDaysでもPostmanさんのセッションがあったかと思うのですが、毎回新機能発表や新しい使い方の事例紹介で、ただのリクエストを送るだけのツールじゃないんだと再認識させられます。

オンライン薬局のLLMマルチエージェントを支えるLLM Ops

直近、個人的に生成AIに触れる機会が少しあったのですが、LLMが生成したテキストをLLMで評価するというLLM-as-a-Judgeの概念は目から鱗でした。

まだLLM周りは全然触り始めたばかりで使い方が合っているかどうかもわからない状態なので、ここの域に辿り着けるのがいつになるかはわかりませんが、複数のLLMを組み合わせて一つのプロダクトを作るという事例として真似できるところが多く感じたので、自身のプロジェクトにも活かせるように勉強を進めたいと思います!

Day2:ハンズオンワークショップ

Event Drinver Architecture Multi Vendor ワークショップ

2日目はハンズオンワークショップで、AWS・Momento・Postman・PingCap(TiDB)・Cloudflareを一気通貫で繋ぐ通称「ごった煮ハンズオン」に参加してきました。

恥ずかしながら、AWSは先日参加した JAWS DAYS 2024 で初めてAWSアカウントを取得し、Postmanも普段リクエストを投げる以外で使ったことがなく、それ以外のツールについてはツール名やツールの概要についてはふんわり知りつつも一切触ったことないツールでした。

このハンズオンを選んだ目的としては、「そもそも触ったことがない・よくわからないといったイマドキなツールをとにかく少しでも触れよう!」という気持ちで参加を決めました。

実際のところ各ツールについて深掘りできるハンズオンではなかったのでどのくらい理解度が進んだのかと言われると答えが難しいのですが、まず触ってみるという最初の一歩を踏み出したという点においてとても有意義であったと思っています。

参加人数も他のハンズオンよりも人気で、このような広く手をつけられるハンズオンって意外と多くないらしく、貴重な体験ができたなと思います。

ServerRACE TOKYO 2024 / EVカートレース

ハンズオンが終わり番外編の余興的なイベント。「サーバー”レス”」と「サーバー”レース”」をかけたEVカードレースに参加しました。

みなさん最初は不安そうに安全運転でいきます!って言ってる方もいれば、こういうのが好きな人はガンガンに攻めた走りでタイヤが滑って鳴るキュイキュイ音が会場を盛り上げていました。

自分で走ってみた感想として、ラップタイムは周回ごとに更新できていたっぽいのですが、あと少しで掴める!と言ったところで時間になって終わってしまったので若干の不完全燃焼。

そして上位を占める勢いで名を連ねるPostman勢の方々。さながらPostmanは爆速で実行できるツールなんだ!とアピールされているかのようにすら感じましたw

もし来年も同じサーキットでやることになったら40秒台は切れるようにがんばりたいなと心に誓いました。

全体感想とまとめ

2日間通して参加したServerlessDays Tokyo 2024。今回のスタッフコスチュームは黒のツナギでめちゃめちゃかっこよく、ツナギ姿のままEVカートレースに乗るのがまためちゃめちゃ様になっていました。

Day1のセッションはフロントエンドが主領域の身からするとちょっと難し目に感じる内容は多かったですが、逆にまだまだ追い求められる技術はあるんだとモチベーションにつながりました。

最後に、運営・スタッフの皆様、準備と2日間お疲れ様でした。そして貴重な体験・繋がりの場を設けていただいてありがとうございます。

次回開催時にも絶対参加して、それまでにもっと自分のスキルセットをレベルアップして、いろんな人とコミュニケーションできるように頑張りたいと思います!

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