2024年3月2日に池袋にて開催されたJAWS DAYS 2024に参加してきました。
今回のテーマは「Leap Beyond」ということで、東京では5年ぶりのオフライン開催とのことです。
日本各地にもっと小規模なJAWS-UGのコミュニティイベントが開催されているようですが、今回「JAWS」のイベント全てにおいて完全に初めての状態で参加してきました。
イベント会場の様子
イベント会場となる池袋サンシャインシティ 展示ホールAはサンシャイン水族館の横にある建物で、会場まで繋がるサンシャイン通りにはJAWS DAYS 2024のストリートフラッグが飾られていたようです。(残念ながら向かう道順の関係で実物を見ることはできませんでした…。)
会場までのサンシャイン60通りにご注目!!
— AWS公式☁️アマゾン ウェブ サービス ジャパン/クラウドサービス (@awscloud_jp) March 2, 2024
JAWS DAYS 2024のストリートフラッグが通りをジャック🦈🦈🦈
本日限りなので、ぜひチェックしてみてくださいね📸☺️#jawsug #jawsdays2024 pic.twitter.com/Rnmu08M6Pk
実際の会場にはスタッフを含めて1000人以上の方が来場されていたようで、ものすごい盛況っぷりでした。
そして唯一写真を撮ったサメちゃんとのフォトスポットブースも。(1人参加だったのでちょっと寂しい風景ですが)
セッション
JAWS DAYS 2024ではワークショップも含めて6箇所で同時にセッションが行われていました。
そんな中で特に印象に残ったセッションを紹介します。
AWSもITもなんも分からんから始まる成長戦略
自分の名刺の裏にスキルセットとして「AWS」と書いてはいるものの、実態としてはほぼ初級者レベルだったりします。
業務において自分が携わる可能性のあるサービス(S3やLambdaなど)はいくつか使ったことがあるのですが、AWSの担当ではなかったため、触れる権限やサービスにかなりの制約を受けており、そんな中で得られた知見をもとにスキルセットとして記載しています。(スペースの都合でAWSとまとめてしまってますが…。)
お話の中で、レベルアップしていくために必要なものとして「触る」というものがありました。
AWSでよくある「クラウド破産」のような話などの懸念もあり、なかなか個人でアカウントを作ってなんでもやるというのは勇気のいる選択です。
そんな中で、会社から自由に使ってもいいAWSアカウントを貸し出しされたといった事例のお話があり、そういった環境であれば自分ももっとスキルを伸ばす機会があったのかなと感じました。
地方Tech創生全国ツアー 〜池袋Summit 〜
以前、Serverless Daysで少しお話させていただいた清家さんや、JAWS-UG金沢のふぁらお加藤さんをはじめとする地方で活躍されている名だたる方々によるパネルディスカッション形式のセッションです。
その中で、地方でのIT人材に対するお話で「地方だからといって使っている技術が同じならば同じだけの待遇で採用をかける」というお言葉に思わず涙腺が緩みました。
ちょうど3月1日をもって完全にフリーランスとして独立したのですが、こうなった経緯として詳細は伏せますが、所属していた会社のIT人材に対する方針の変更が一番の理由として退職からの独立という形を選ぶこととなったため、めちゃくちゃにぶっ刺さりました。
ITはそもそもインターネットを介しているため、他の業種と比べて活動拠点による直接的な業績への影響は少なくなるはずです。
とはいえ、実際にターゲットにするお客様や現地での採用人材を考慮するとどうしても地方であることの業績への影響というのは少なからずあるのは事実かなと思いますが、それでもこういったポリシーを持つ経営者の元で働きたいと切に感じました。
Serverlessを高速化しよう!試して感じるパフォーマンスチューニング
今回このワークショップに参加するためにAWSアカウントを初めて取得しました。
始まってみると回線速度等の問題でなかなか作業が追いつけず、後追いでワークショップを手元で再現していくような形になってしまいました。
実際にワークショップ内で使われているサービスはどのサービスもほぼ初見で、正直中で何をやっているのか全然わからなかったですが、これがわからないというのも一つの学びであり、自分の伸び代でもあると感じました。
AWS BuilderCards と スタンプラリー
セッションと並行してAWSを題材にしたデッキ構築型のボードゲーム AWS BuilderCards の日本語版が会場で体験&贈呈されるブースがありました。
このブースの存在を知った瞬間に、カードゲーム&ボードゲーム好きとしては絶対に見逃せないコンテンツとなり、絶対に入手してやるという意気込みで当日会場入りしました。
受付開始時間になると、すでに体験ブースの受付前には長蛇の例が。
自分の3,4人ほど前で定員に達し、キャンセル待ち枠になってしまい、結果として会場で体験することはできませんでした…。
また同時に企業ブースを回ってスタンプを集めるスタンプラリーも開催されていました。
その景品でスタンプ20個以上集めた方10人に配られる抽選会が懇親会中に行われました。
スタンプラリーは最大30個で、30個集めた方は全体で約100名ほどとのこと。
当然のようにスタンプラリー30個集めた状態で確率的にも無くはない…!と思っていたのですが、あえなく落選。結局入手することは叶いませんでした。
大袈裟じゃ無くこれがショックすぎて、ずっとテンション落ちてましたし、今でも悔しさに溢れてます。
懇親会からの二次会
懇親会時点ではどのくらいの人数が残っていたのでしょう。
確実に減ってはいるはずなのですが、それでもすごい人の数・数・数。
5年ぶりのオフライン開催ということもあってか、いろいろなところで「お久しぶりです」を皮切りに同窓会のようなグループが乱立。
初参加 + 人見知りということもあり、ほぼ孤立状態ではあったのですが、以前から交流のあった方々からお誘いいただき、何人かのすごい方々と短いながらもお話させていただくことができました。
そのままの流れで二次会へ向かい、 Next や Nuxt 最近話題の Remix や Hono などのサーバーレスな話や、生成AIではなく人が要らなくなるようなAIエージェントを作りたいというような夢のある話、ビジネスとして火消しをしているというような話など、すごく濃い話をたくさん聞くことができました。
懇親会も二次会もそうですが、たくさん語ってくださる方々はみなさんとても楽しそうでモチベーションに溢れているように感じ、とてもパワーをいただけました。
(でもお話が楽しすぎるあまりに名刺交換するタイミングを見逃してしまいました。)
全体まとめと感想
やはりAWSというだけあってコミュニティに参加されている人がとても多く、これだけの規模のイベントを企画・準備から運営まで行ってくださった運営スタッフの皆様方には感謝しかありません。と同時に本当にお疲れ様でした。
初めてのJAWSイベント参加だったこともあってですが、自分のAWSに関するスキルもまだまだというかスタートラインに立ってすらないのでは?と見返す機会にもなり、モチベーションに繋がりました。
そして最後に一番言いたいことは、次のBuilderCards入手機会はいつどこでありますか!!!!
というかむしろ販売してください!!!!BuilderCards用のSNSとかコミュニティはありませんか!!!!
あまりにも悔しすぎて帰路の途中、現物持ってもいないのにオンライン版作れたりするんじゃね?しかもそれをAWSで組んだらめっちゃしっかりアウトプットもできる事例になるんじゃね?なんて考えてました。
関東圏に住んでいないので、次に入手可能なイベント体験会があったとしても、出向くことができるかどうか、そもそもそんなイベントの情報を発見することができるかどうかも不明なんですよね。
当然現物を持っていないので、ルールはアウトプットされている記事からお察しできてもカードの種類と1枚1枚の効果・テキスト・イラストがわからないので似たようなものを作れたとしてもそれはBuilderCardsOnlineにはなりません。
大事なことなのでもう一度言います。
次のBuilderCards入手機会はいつどこでありますか!!!!
というかむしろ販売してください!!!!BuilderCards用のSNSとかコミュニティはありませんか!!!!
現場からは以上です。